宇部産レンチョウに舌鼓 市内21店舗で「地魚フェア」スタート【宇部】
宇部市主催の「うべ地魚フェア-レンチョウまつり」が1日、市内の飲食店21店舗で始まった。宇部産レンチョウを使ったメニューが各店で提供されており、来店者は工夫された料理に舌鼓を打ち、地元水産物の魅力を改めて感じている。29日まで。
若い世代にはあまり認知度が高くない地元産のレンチョウを知ってもらおうと初めて開催。「アカシタビラメ」の地方名であるレンチョウは、市では年間を通じて水揚げされ、焼き物、煮付けなどで食べられてきた。
中央町1丁目のスパイスバー・メリッサ(道原勇樹オーナーシェフ)では「レンチョウとホタテのロール」を提供。身が薄く巻きやすい特徴を生かし、ホタテ、キノコなどの具材を包み込んだ。バーニャカウダなど4種類のソースが添えられ、組み合わせでさまざまな味が楽しめる。
来店した伊東美惠子さん(75)は「レンチョウと言えばムニエルのイメージだったが、このような形の料理にもできるんだと驚いた。おいしく食べることができた」と満足そうだった。
西岐波出身の道原オーナーシェフは「レンチョウは洋食ではよく使われる素材だが、若い世代にはあまり知られていない。そのおいしさを知ってもらうとともに、イベントを通じて食べ比べ、食べ歩きの楽しみも感じてほしい」と話した。
フェアの期間中は、クルマエビなどの市の特産品があたるプレゼントキャンペーンも実施中。参加店舗は市ホームページで確認できる。問い合わせは市水産振興課(電話34-8362)へ。
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