全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

ご当地鍋フェスティバル 2年連続グランプリ獲得 佐藤さんらの「山形いも煮」

 1月26―28日に東京都の代々木公園で開催された「ご当地鍋フェスティバル」で、庄内町などで飲食店を経営する佐藤隆一さん(65)らの「肉彩工房 鳥すず」が作る「山形いも煮」が前回に引き続き2年連続でグランプリを獲得した。佐藤さんは「全国の他の料理を抑えて1位になることができた。山形には素晴らしい食文化や食材があることを多くの人に知ってもらえれば」と快挙を喜んでいる。

グランプリのトロフィーを受け取る佐藤さん(右)=主催者提供

 ご当地鍋フェスティバルは、全国の「冬の風物詩」である鍋を味わう一大イベント。今年で10回目。例年日比谷公園で開催されていたが、周辺の再開発に伴い、今回は代々木公園に場所を移して行われた。

 佐藤さんらメンバー3人の鳥すずは第7回から参加。牛肉を使った内陸風の芋煮で、県内産の通常より一回り大きい里芋、庄内産のネギやこんにゃく、ゴボウをふんだんに使い、2種類のしょうゆをブレンドするなどして仕立てた。

 今回は全国からグランプリを争う10の鍋店のほか、ご当地グルメや地酒、スイーツなど計約60店が出店した。鳥すずの山形いも煮は、3日間で約4000杯を売り上げたという。来場者からのシール投票も好評で、名古屋コーチンを使ったスープの「鶏白湯牛スジトマトチーズ鍋」(東京都)、名物の白えびをメインにした「白えび雪見鍋」(富山県)などの人気鍋を抑え、2年連続のグランプリを獲得した。

 佐藤さんは「県の代表という気持ちで出場している。下処理に時間がかかるので努力が報われてうれしい。おいしい芋煮を食べてもらうだけでなく、山形県の食材や食文化などに多くの人から目を向けてもらうきっかけになれば」と話していた。

関連記事

荘内日報社

綱のし神事で祝う 改築「蔵SHOP」に掲げる 竹の露酒造場

 大みそかから元旦にかけて鶴岡市羽黒町の出羽三山神社で行われた松例祭で、地区の若衆が担いだ引き綱を奉納する「綱のし神事」が14日、羽黒地域の酒造会社、竹の露酒造場で行われた。竹の露では昨年、築370年の...

「特殊詐欺に注意」カード風ポスター 帯広署研修中の落合巡査制作

 帯広署で実務研修中の道警の落合七菜華(ななか)巡査(23)が、特殊詐欺への注意を呼び掛けるポスター「『トクシュサギ』という名のツル」を制作した。落合さんは「詐欺の手口は新しいものが出てきている。...

宇部日報社

バス運転士が不足 路線維持に苦慮、便数少ない徳地では親が防府や周南に通う高..

 全国的にバス運転士が不足する中、山口市内の一部地域でも問題が生じつつある。市は採用助成金の創設や就職説明会の開催などで人員確保、路線維持に努めているが、働き方改革に伴う2024年問題、バス会社...

元ドラゴンズ投手・岩瀬さんがプロ野球殿堂入り

 今年の殿堂入りのプレーヤー表彰が16日発表され、愛知大学野球部出身で中日ドラゴンズ元投手の岩瀬仁紀さん(50)がオリックス、マリナーズで活躍したイチローさん(51)とともに選ばれた。大学、社会人時代で...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク