「冬のクラフトマーケット」への来場を呼び掛ける主催者ら
クラフト作品の販売やワークショップを繰り広げるイベント「冬のクラフトマーケット」が4日、長野県原村の八ケ岳自然文化園の大・小研修室で開かれる。原村をはじめ諏訪地方を中心にクラフト22店、飲食5店が出店。クラフト作家らとの交流や手作り体験を楽しんでもらう。
村内の花店「アルル」、ペンション「サインポスト」、たてしな自由農園原村店の3者でつくるグループ「HARAMURA ASJ」が主催し、昨年に続いて2年目。県地域発元気づくり支援金を活用し、イベントが少なく観光客も減る閑散期の冬の原村に人を呼び込もうと企画した。
当日は布や革、マクラメ編みの小物、木工品、陶器、ガラスアクセサリー、放置竹林の竹を活用した商品、花小物などが並ぶ。出店者22店のうち9店はワークショップも行い、タイルコースター、ドングリのキーホルダー、シラカバ樹皮の小物などの手作り体験を提供する。飲食はパンや焼き菓子、おこわ弁当、果物などをテークアウト販売する。
能登半島地震の被災地支援に役立ててもらおうと、会場入り口に義援金募金箱を置いて来場者に協力を呼び掛ける。出店ブースの中には、売り上げを義援金に充てるチャリティー商品の販売もある。
「地元の人の手作り品が並ぶアットホームなイベント」と主催者。「一番寒い時期だけど温もりある商品で温かい気持ちになってもらい、冬の原村の魅力を感じてほしい」と来場を呼び掛けている。
時間は午前10時~午後4時。問い合わせはサインポスト(電話0266・55・2126)へ。
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