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「カタバル馬」など奉納 平得種子取祭、豊作と無病息災祈願

平得種子取祭の「カタバル馬」。10頭が大阿母御嶽前を駆け抜ける=28日午前

 ぴさいむら(平得村)の2024年種子取祭(平得公民館主催)が28日午前、大阿母御嶽前で行われた。舞踊や「カタバル馬」などを奉納し、ことしの豊作と住民の無病息災を祈願した。

 五穀の種が伝えられたという多田浜の多田御嶽で同日早朝、ススキの葉を飾った旗頭「山頭」を立て、神司らがことしの豊作を祈願して五穀の種子を授かった後、山頭を先頭に集落の神聖な場所とされる大阿母御嶽に神司が種子を供えた。

 御嶽前では婦人会、老人会、各班が「種子取節」「木遣り~ヨイシンヨイシン~」「マミドーマ」「桃里節」「繁盛節」など伝統の踊りを奉納した。平真小マーチングバンドレインボーの演奏、青年会による余興もあった。平得種子取祭独自の「カタバル馬」では各地から集まった10頭が御嶽前道路を駆け抜けた。

 大底和夫館長はあいさつで「早朝から各御嶽の神司が五穀種子伝来の地と言われる多田御嶽で世果報を祈願し、山頭を先頭に豊年を迎えてきた。ホールザオン(大阿母御嶽)で神事が厳守に執り行われることにお礼を申し上げたい」と感謝した。

 中山義隆石垣市長が祝辞で、30周年を迎えた岩手県への種もみ緊急増殖事業に言及して増殖に協力した平得地区の農家11人を紹介するなどして今年の豊作を願った。JAおきなわ八重山地区本部の石垣信治本部長が乾杯の音頭をとった。

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