全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

苫小牧市、公式HPで除雪情報公開 AI使用し全国初

苫小牧市は、公式ホームページ(HP)上で新たな「除雪情報公開システム」の運用を始めた。市によると、AI(人工知能)を使った全国初の試み。パソコンやスマホからHPの「除雪情報」にアクセスすると、除雪の進行状況が地図に示され、道路ごとの情報が分かる。

スマホから見られる「除雪情報」

 市内全域の除雪対象の車道を表示し、まだ除雪していない道はピンク、除雪中か終わった道は青に変わる。さらに除雪が終わってから時間がたつほど色が薄くなり、水色に変わる。表示されるのは閲覧時の30分前の情報で、▽西部(苫小牧川から西側)▽中部(苫小牧川と幌内川の間)▽東部(幌内川から東側)―の3地域を選ぶこともできる。

 除雪車両の運行管理のため2019年に導入したシステムをベースに、蓄積した除雪データやAIで除雪中か回送かを自動判別し、5分ごとに更新する仕組みを構築した。従来通りの文字情報も継続し、除雪地区ごとに▽除雪中▽終了▽作業予定なし―の3段階で表示する。

 今季初めて除雪車が出動した16日は市公式LINEでも新システムをPRし、閲覧方法や色分けの意味を尋ねる問い合わせが5件ほどあったという。市都市建設部は「利用した人の意見を参考にしながら、分かりやすい情報発信に努めたい」と話している。

関連記事

紀伊民報社

はしご車を共同運用 28年春から、田辺、白浜の消防本部

 和歌山県の田辺・西牟婁の1市3町を管轄する田辺市と白浜町の両消防本部は2028年4月から、出動機会が少ないはしご車を共同運用する。それぞれが所有するはしご車を1台に集約し、経費負担の削減や相互...

患者情報を多職種で共有 十勝医師会がネットワーク 300施設参加

 十勝医師会(大庭滋理会長)は、管内の医療機関や介護施設が共通のICT(情報通信技術)ツールを使い患者情報を共有する「十勝医療介護情報共有ネットワーク」(愛称・とかち月あかりネットワーク)の取り組...

荘内日報社

オリジナル日本酒「燦樹2025」発売 「出羽燦々」原料の純米大吟醸 3種計1800本..

 山形大学は23日、オリジナルの日本酒「燦樹(きらめき)2025」を発売した。  燦樹は、鶴岡市の山形大学農学部・高坂農場で栽培した酒米「出羽燦々(でわさんさん)」を原料にした純米大吟醸。2007年から山...

宇部日報社

大谷HDが農業に新規参入 厚東広瀬の「ビバファーム」でトマト栽培【宇部】

 建設業や不動産業、介護福祉事業を展開する大谷ホールディングス(大谷英治社長、宇部市助田町)が、厚東広瀬に情報通信技術(ICT)を活用した太陽光利用型植物工場「ビバファーム」を立ち上げ、トマト...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク