能登も「ともに」冥福祈る 阪神大震災から29年 豊橋駅前で高校生ら追悼集会

ペットボトルの灯籠で浮かび上がった「ともに」
阪神大震災の発生から29年を迎えた17日、豊橋市の私立桜丘高校の生徒が追悼集会を豊橋駅前で開き、亡くなった6434人の冥福を祈った。
豊橋駅東口のペデストリアンデッキであった集会は、被災地の高齢者らと交流を続けている生徒の団体「孫便りの会」が主催。生徒ら約30人が参加した。
集会では、阪神大震災の発生時刻の半日後にあたる午後5時46分、神戸市の方角へ向けて全員が黙とうをささげた。
会場には神戸市で早朝に開かれた「1・17のつどい」で、会場にともされた「ともに」の文字をペットボトル製の灯籠を並べて表した。
震災翌年から28回目となる追悼集会。主催した会の代表の宍戸仁美さん(3年)は「時とともに震災が忘れられようとしている。風化させないよう追悼集会をきっかけに思い出してもらい、亡くなられた方に哀悼の誠をささげたいと考えて開催しました」と話した。
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