11人にガイド認定 SUP講習会

SUPを使用した救助法の指導を受ける参加者ら=13日、底地ビーチ(同協会提供)
スタンドアップ・パドル・サーフィン(SUP)の八重山SUP協会(山下秀之会長)は12、13日に底地ビーチで第4回協会公認インストラクターガイドI認定講習会を実施した。2日間の講習で新たに11人がガイド認定を受けた。これで同協会の認定ガイドは25人。 SUPは手軽に楽しめる水上スポーツとして急速に広がりをみせる反面、天候や海況によっては危険を伴う。講習会では初日、八重山の海を熟知したスペシャリストたちが、気象や海象、ロープワーク、安全法など講義した。 2日目はNPO法人ウォーターパトロールシステム石垣支部長の小山豊さん(42)がSUPを使用したレスキュー法や安全法について講義。ボードが流れた場合の自衛や海の中での救助法などを指導した。 ハワイで開催されている世界で最も過酷な「モロカイ海峡横断レース」で5年連続表彰台に立ち、八重山の海況や地形に詳しい津村力さん(63)は「SUPは誰でもできる一方で、規制はまだ整備されていない。ガイドには八重山独自の環境に合わせた最低限のスキルと知識が必要」と講習の重要性を説いた。 市内でヨガ教室を主宰し、今後はヨガとSUPを組み合わせた体験を提供していきたいという中村真由子さんは「経験豊富な講師陣から聞く話はとても勉強になった。講習を受けることで自分もより安全にSUPを楽しめる」と笑顔をみせた。
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