思い新たに弾き始め 八重山古典民謡保存会が新春演奏会

新春演奏会で「鷲ぬ鳥節」を斉唱する会員=14日夜、大川公民館
八重山古典民謡保存会(横目博二会長)は14日夜、大川公民館で新春演奏会を開き、会員が古典民謡への思いを新たにした。
横目会長は地元の白保方言を交えながら「会員の繁栄と保存会のますますの発展を祈念したい」とあいさつした。この後、「鷲ぬ鳥節」「赤馬節」「しゅうら節」を全員で斉唱した。
八重山毎日新聞社の垣本徳一社長も出席してあいさつ、「八重山古典民謡コンクールは2年後に50回の大きな節目を迎える。大きなイベントになるので保存会の協力をお願いしたい」と述べた。
ことしで90歳になる大仲進顧問の「皆さんの活躍を見守っていきたい。保存会の限りない発展を願う」との音頭で乾杯した。
飲食をしながら会員同士談笑し、合間に「目出度節」「かたみ節」「黒島節」などを歌い、「弥勒節~やらよう節」で締めくくった。
第47回八重山古典民謡コンクール最優秀賞受賞者による「まんのーま節」の斉唱もあった。
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