ワンちゃんと一緒に中心街散策、ウオーカブル化検証「同伴できる店が欲しい」【宇部】

愛犬と一緒に市街地を散歩する参加者(宇部新天町名店街で)
宇部市主催のイベント「ワンちゃんとまち散歩」は13日、宇部新天町名店街周辺で開かれた。ペット連れが参加し、スタンプラリーのポイント店舗などを巡りながら、市街地散策を楽しんだ。同イベントは18、20日にも開かれる。参加無料。
居心地がよく歩きたくなるまちなかの形成を目指す国道190号(常盤通り)のウオーカブル化の一環。ペットと散歩する市民が、まちなかにあるとうれしい設備の検証を行うことを目的として開催した。
商店街と常盤通りを歩く約1㌔のモデルコースを設定。中津瀬神社、ラーメン店の大阪屋など5カ所をチェックポイントとするスタンプラリーを実施した。
参加者たちは、犬を連れて散策しながら、お好み焼き店やコーヒーショッピがあるなど、まちなかの魅力を再発見。犬を介して、知らない人同士がおしゃべりを弾ませていた。かわいらしい衣装を着て参加した犬も多く、それを眺めたり、スマートフォンで撮影したりして楽しむ人もいた。
愛犬ハナ(雌、7歳)と一緒に参加した河村卓さん(57)=東本町=は「近くに住んでいて歩き慣れたコースだが、きょうはいろんな犬がいて面白い」と話していた。 まちなかに愛犬家が望むこととして「犬と一緒に入れる店があったらいい」という意見が多数あり、「アーケード内は雨の日の散歩に良さそう」という声も挙がった。
市中心市街地活性化推進課の中村まどか主任は「ペットと一緒に中心市街地を歩くという視点でのイベント開催は初めて。意見などを集約し、にぎわい創出に役立てたい」と話した。
18、20日も午後1~4時に同所で開催。5カ所すべてのスタンプを集めると、犬用マナーウエア1着をプレゼント。カフェGAGAGA(寿町2丁目)の注文メニューにアイスをセットする特典、Blue photo Base(新天町2丁目)での「ワンちゃん記念撮影特別プラン」の提供(20日限定)もある。
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