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大谷選手寄贈のグラブ あすまで苫小牧市内2施設で展示

米大リーグドジャースの大谷翔平選手が国内の全小学校に寄贈するジュニア用野球グラブが14日まで、苫小牧市美術博物館(末広町)と同市科学センター(旭町)で1セット(3個)ずつ展示されている。

大谷選手から寄贈されたグラブの前で記念撮影する女児=13日午前9時45分ごろ、市科学センター

 1セットは、右利き用2個と左利き用1個。「野球しようぜ!」と書き添えられた大谷選手の写真と「私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます」などと思いがつづられた手紙も紹介されている。

 グラブは12日、市内の小学校と義務教育学校の全23校に1セットずつ届いた。14日まで冬休みのため市内2校の協力を得て、市教委が市民向けに展示を企画。無料で見られるが、触ることはできない。

 13日、科学センターで家族と一緒にグラブを見に来た日新小5年生の平岡夢奏さん(10)は「大谷選手の二刀流が格好良くて、野球したいと思った。学校に届いたグラブにはぜひ触ってみたい」と目を輝かせた。

 開館時間はいずれも午前9時半~午後5時。

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