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長野日報社

水面彩るスイレン 辰野の新発地庵

鮮やかな赤紫色の花を咲かせ始めた新発地庵のスイレン

 辰野町平出上野の喫茶「新発地庵」(三沢一平さん経営)の庭園にあるため池で、スイレンの花が咲き始めた。梅雨らしからぬ好天が続く中だが、色鮮やかな赤紫の花がしっとりと水面を彩り、訪れる人たちを楽しませている。  スイレンは約40年前から、湧き水を引き造成した約1000平方メートルのため池で栽培。株分けをしながら200株余りまで増やし丹精しており、近年は最適な水位を探り当てたことで、特に色の濃い花が咲くようになったという。  開花は例年に比べ10日ほど遅く、7月下旬までが見頃となりそう。14日は、諏訪郡原村を拠点に活動する俳句会「花野」のメンバーが句会を開き「モネの絵の睡蓮のごと新発地庵」と詠むなどして、優美な光景に見入っていた。  三沢さんは「豊富な湧き水のおかげで今年も美しい花が咲いた。水生動物が盛んに活動し、今月下旬から蛍も乱舞する。ぜひ足を運んで」と話している。スイレンは、花が開く午前10時以降の鑑賞を勧めている。問い合わせは同店(電話0266・41・5700)へ。

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