珍客ハイイロガン飛来 越冬、石垣市内の田んぼに
石垣島で越冬するハイイロガンとヒシクイ(右3羽目)、オオヒシクイ(右)=5日午後、市内の田んぼ
日本では、まれなハイイロガン5羽が5日、石垣市内の田んぼで確認された。
ハイイロガンは、全長76~89㌢でユーラシア大陸中部・北部で繁殖。冬はヨーロッパや北アフリカ、インド、中国東部へ渡り越冬する。
日本には、越冬のため少数が冬鳥としてやってくる。
この日、ハイイロガンは同じカモ科のヒシクイと同亜種オオヒシクイとともに暖かな日差しを浴びながら、田んぼに生えた草の種をついばむなどしていた。
国内では近年、水田の集約化や暗渠排水の設置による乾田化、稲刈り後の稲株のすき込みなどによる落ち穂や二番穂などエサ資源の減少が心配されている。
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