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食文化と観光つなぎ誘客探る 鶴岡市デガム 観光庁が採択 ガストロノミーツーリズム推進

 観光地域づくりを担う鶴岡市のDEGAM(デガム)鶴岡ツーリズムビューローは本年度、観光庁の実証事業「地域一体型ガストロノミーツーリズムの推進事業」の採択を受け、ユネスコ食文化創造都市・鶴岡の食を活用したガストロノミーツーリズムの誘客促進策を探っている。

羽黒山「斎館」で提供された精進料理

 ガストロノミーツーリズムは、その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食を楽しみ、食文化に触れることを目的とする旅。日本を訪れる外国人旅行者(インバウンド)が本格回復する中、地域に根付いた食文化を観光とつなぎ合わせ、地方にもインバウンドをより波及させようと、観光庁が公募を行い、全国13地域の事業を採択した。東北エリアでの採択はデガムのみ。

 デガムは、2014年12月に日本で初めてユネスコ食文化創造都市に加盟認定された鶴岡の食と食文化を軸に、ビーガン(完全菜食主義)などのベジタリアン(菜食主義)を含め多様な食習慣を持つ外国人の受け入れを目指す研修会や講演会、食体験ツアーの新規造成を目的にしたモニターツアーなどを実施した。

 このうち、鶴岡の観光戦略のキーワード「詣でる つかる 頂きます」をテーマにしたモニターツアーは、11月15―17日の2泊3日の日程で行われ、米国や台湾出身の在日外国人、薬膳料理家、メディアや旅行代理店関係者ら10人が参加した。

 参加者は市内の温泉に宿泊し、羽黒山参拝と斎館での精進料理、致道博物館「旧庄内藩主御隠殿」での夕食と国指定名勝「酒井氏庭園」ライトアップ鑑賞のプレミアムダイニング、善寳寺参詣と雛(ひな)菓子作り体験、松ケ岡のワイナリー「ピノ・コッリーナ」でのランチなどを体験した。

 致道博物館「御隠殿」のプレミアムダイニングでは、旧庄内藩主酒井家19代の酒井忠順館長がホスト役となり鶴岡の歴史などを解説し、フルコース料理は同市のグランドエル・サンを運営する「える・さん」総料理長の片倉忠直さんが担当。参加者からは「庄内の食を満喫できる内容。普段は食事することができない場所でのディナーはとても貴重な経験となった」と好評だった。3日間を通じたツアー体験には「鶴岡の魅力を改めて理解できた。食のおいしさはもちろんだが、地元の人々の熱心さや自信を感じた」などの感想が寄せられた。

 年明けには温泉旅館や生産者など関係者が「究極の地産地消」をテーマに食材の地域循環を考える研修会、料理人たちが連携強化を図る研修会などを予定し、モニターツアーを中心にした特集記事と写真の外国語によるウェブ配信を行い、ユネスコ食文化創造都市・鶴岡の「ガストロノミーツーリズム」を海外に発信する。

モニターツアーで実施された、致道博物館「御隠殿」でのプレミアムダイニング=11月15日

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