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本殿を255年ぶり改修

改修が行われる本殿を出発し、ご神体を先導する行列=為当稲荷神社で

 豊川市の為当稲荷神社(山本行洋宮司)は今年、255年ぶりに本殿の改修を行うことになり、それに伴う安全祈願奉告祭と仮殿遷座祭が15日夜に行われた。ご神体を移す遷宮は150年ぶりで、氏子総代など地元住民ら約40人が出席した。  神事では本殿で山本宮司らが改修工事の無事を祈願。神職らが行列をなし、白い絹で覆ったご神体を先導して境内をゆっくりと歩き、社務所に移動させた。  創建1060年の歴史を誇る神社。江戸時代の宝暦13(1763)年建立とされる本殿はシロアリ被害が著しく、倒壊の恐れもあることから初めて改修することになった。腐朽の激しい桁下や土台の柱など、覆殿や拝殿も含めた修繕費は約1400万円を見込むが、寄付金や氏子総代などの経験者でなる「鎮座1060年記念事業奉賛会」(竹本泰一会長)が募る奉賛金で実現する。  ご神体を仮殿に移す遷宮は、慶応4(1868)年以来、1世紀半ぶりの珍しい行事。修繕は10月までに完了する予定で、同月中旬に再び本殿に戻す遷座祭を予定している。  近年、地元住民や企業、若手らでなる「神狐(しんこ)もりあげ隊」の尽力で毎年4月の花の撓(とう)大祭が活性化。今月7、8日の祭りでも手筒煙火の披露やキツネの行列などが来場者を魅了した。ふるさとの森整備事業として、境内に四季折々の樹木を植樹するなどの活動も行った。  山本宮司(67)は「為当の前向きな力が、地元の皆さんによって支えられていると改めて感じた。150年ぶりという栄誉ある遷座祭に立ち合えて感激です」と感謝した。

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