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北羽新報社

ハタハタ高値も消費者続々 八峰町のはちもり観光市

旬の「八森ハタハタ」が店頭に並んだはちもり観光市(八峰町八森で)

 県漁協北部支所管内の季節(沿岸)ハタハタ漁と底引き網船による沖合ハタハタ漁でまとまった水揚げがあった16日から一夜明けた17日、八峰町八森の「はちもり観光市」にハタハタが並んだ。漁獲量が少なく販売価格は昨年の2倍に跳ね上がる高値だが、朝から旬の味覚を買い求める消費者でにぎわった。
 沖合で取れるハタハタは脂が乗っておいしいと言われる一方、季節ハタハタは成熟したブリコ(卵塊)を抱えた雌が特に人気を集める。
 同支所管内では16日、季節ハタハタ544・3㌔、沖合のハタハタ3㌧といずれも今季最多の漁獲量があった。
 これを受け、17日に観光市の各鮮魚店には「八森ハタハタ」を入れた魚箱や皿盛りが並んだ。漁獲量が少なく高値の浜値を反映し、店頭にも〝高値の花〟が咲いたが、午前9時の開店から県内外の消費者が次々に訪れた。
 ある鮮魚店では沖合ハタハタを雄1㌔2千円(税込み)、雄・雌込み1㌔3千円(同)で販売し、営業開始から約1時間で売り切れた。季節ハタハタは雌のみを1㌔5千円(同)で売り出した。いずれの値段も昨年の2倍という。季節ハタハタはとりわけ高値だが、購入する人がいた。
 大館市の女性は毎年、季節ハタハタを買い求めて観光市を訪れているといい、この日は今季初めての来店。季節ハタハタ1㌔を購入し、「毎年八森の季節ハタハタを1回は食べないと気が済まない。多少高くても買いました」。
 観光市組合の山口敬市組合長(61)は「ハタハタの人気は別格。きょうも県内のほか、岩手県や青森県からも来てくれた。少しでも長くハタハタが取れてほしい」と話した。

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