児童が乗用田植え機使い田植え体験
機械による田植えを体験する児童(井関小そばの田んぼで)
山口市阿知須の井関営農組合のんた(松本浩次代表理事)は9日、井関小(足達滋校長)の5年生13人に田植えを指導した。同組合が児童に田植え指導をするのは初めて。手植えが定番だが、機械化が進む農業の現状を知ってもらうために、乗用田植え機での機械植え体験とした。
2~3人が一組となり、順番に田植え機に乗車。松本さんの指導の下、ハンドルを握り、できるだけ真っすぐに苗を植えるように操作した。児童は「田植えは初めて。機械の上は意外と高く感じて少し怖かった。真っすぐにするのは難しかった」と感想。指導した松本さんは「後継者になってほしいという思いもあるので、体験で少しでも農業をやってみたいと思ってくれたら」と語った。今後も5年生が田のあぜの草刈り、10月にはコンバインでの稲刈りも体験する予定。収穫した米の一部は、同小の収穫祭で使われる。
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