2017年度総会で「市制70周年記念・第17回石垣島全国凧あげ交流会」の開催を確認した石垣島凧あげ大会実行委員会＝9日夕、市教育委員会2階会議室

　石垣島凧あげ大会実行委員会(会長・中山義隆石垣市長)は9日夕、石垣市教育委員会2階会議室で2017年度総会を開き、6月25日に南ぬ浜町(新港地区)で「市制70周年記念・第17回石垣島全国凧あげ交流会」の開催を決定。白い鳥をかたどったたこをあげる「白い鳥凧を大空高く飛ばそう!」プロジェクトを全国で初めて実施することも確認した。 　同実行委員会によると、凧あげ交流会には島外から60人が参加するほか海外からの参加希望もあり、観光誘客のツールとしても期待されている。地元を含めた全体参加人数は100人を見込んでいる。 　交流会ではたこづくりの独創性を競う部門や第7回シャクシメー大会もある。白い鳥凧のプロジェクトでは、新潟と愛知の凧の会が製作した「白い鳥凧」100羽を参加者に無料プレゼントし、交流会の開会セレモニーで一斉にたこを揚げる。24日夜には南の美ら花ホテルミヤヒラで前夜祭が開かれる。 　総会では、昨年度と本年度の決算・予算、事業活動報告と計画を原案通り承認した。 　大会実行委員会会長の中山市長は「全国から訪れた愛好家と市制施行70周年を祝い、石垣のたこ揚げ文化を楽しみたい」と期待。 　事務局長の八重山凧愛好会の平田正明会長は「皆さんの協力で交流会を成功させたい」と意気込んだ。