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北羽新報社

「輝サーモン」3年目の養殖開始へ 八峰町の若手漁師意欲

サーモンの養殖事業に取り組む八水の菊地社長と未成魚を入れるいけす(八峰町八森の岩館漁港で)

 八峰町の若手漁師らでつくる「八水」(菊地陽一社長)は、今年も同町八森の岩館漁港でトラウトサーモン「輝(かがやき)サーモン」の養殖事業を始める。3年目の今回は養殖数を昨年の1千匹から1・5倍の1500匹に増やし、最新の自動給餌機を活用したスマート漁業に乗り出すなど規模を拡大。29日ごろの開始に向け、菊地社長(43)=同町八森岩館=は「2年目は思うような成果を出せなかった。今年は目標の生存率8割を達成したい」と話している。

 サーモンの養殖事業は、ハタハタの漁獲量減少などを受けて漁師の安定した収入確保や雇用創出を目指した「育てる漁業」の試み。令和3年12月に県から委託を受けて県内初の取り組みとして始まり、2年目の昨年からは八水の事業として県や町の補助金を活用しながら行っている。
 サーモンの養殖事業を行う日本サーモンファーム(青森県深浦町)から1年目に未成魚500匹、2年目に1千匹を仕入れた。1年目こそ約390匹を揚げて目標の生存率8割をおおむね達成したが、2年目の水揚げは約550匹の5割にとどまった。
 菊地社長によると、2年目はしけに悩まされた。海水の濁りで、サーモンが餌を食べる時にえらから泥が入るなどして衰弱したという。また、1年目は5㍍四方のいけすを使ったが、2年目は長方形(5㍍×7㍍)のいけすに変えたことも生存率低下の原因とみて正方形のいけすで育てることにした。長方形のいけすを7㍍四方に改良した。
 サーモンの管理に欠かせない自動給餌機も新調した。人工知能(AI)を搭載したスマート給餌機を導入し、スマートフォンで遠隔管理できるようにする。菊地社長は「AIの判断で適切な餌の量を与えて育てたい」と期待する。
 日本サーモンファームから800~900㌘程度の未成魚1500匹を仕入れて29日ごろにいけすに未成魚を流し入れ、来年4月下旬から5月上旬にかけて複数回に分けて水揚げする予定。今回もイオン東北(本社・秋田市)などに出荷するほか、同町八森の「地物食堂どはち」や魚介類のインターネット販売を行う「fish door」でも通年で提供したい考え。
 菊地社長は「前回の反省を踏まえ、地元の人にもたくさん食べてもらえるように頑張りたい」と意気込みを語った。

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