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荘内日報社

空き容器は持ち帰って!!

砂浜に漂着したごみを調査する浜中小の児童たち

 海上保安庁による「海洋環境保全推進月間」(6月1―30日)に合わせ、酒田市の浜中小学校(五十嵐良二校長)の4年生8人らが7日、学校近くの浜中海岸で砂浜に漂着したごみの量や種類を調査した。

 酒田海上保安部(相澤孝典部長)が海洋環境思想の普及などを目的に2001年から毎年、同校に呼び掛けて実施している調査。この活動や、海開き前に全校児童が参加して行っている海岸清掃などで06年、同校は第2管区海上保安本部から「海上保安協力校」の指定を受けた。

 この日は4年生と教職員の他、酒田海保、県庄内総合支庁環境課、市環境衛生課、環境省鳥海南麓自然保護官事務所の職員、民間の海上保安協力員計約30人が参加。波打ち際に10メートル四方の2区画を設け、児童を含め参加者が2つの班に分かれ、それぞれ1区画ずつ分担。海よりの心地よい風が吹く中、20分ほどかけてごみを拾い集めた後、種類や量などのデータを専用の紙に記入した。

 作業の途中、2管本部仙台航空基地所属の航空機が周辺を低空で飛び、児童を激励した。参加児童の一人、森優大君(10)は「枯れた枝が多かった。少しずつでもきれいになって良かった」と感想。酒田海保の小野寺宏明警備救難課長は「特に釣りや海水浴といったレジャーで、飲み食いした空き容器は持ち帰ってほしい」と呼び掛け、「海洋環境が悪化しないよう子どもたちによる活動に触発され、大人の意識が変われば」と話した。

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