闇に輝く人工雪 オープンへ着々 上士幌・ぬかびらスキー場
人工降雪機を稼働させ、今季のオープンを目指すぬかびら源泉郷スキー場
本格的な冬が到来し、上士幌町のぬかびら源泉郷スキー場では、人工降雪機を使った人工雪作りが行われている。散布された人工雪がゲレンデを白く染め、24日に予定するオープンに向けて急ピッチで整備が進んでいる。
11月15日から作業が始まり、3人のスタッフが夜通しで管理に当たっている。同30日は午後5時半から本格的に作業を開始し、6台あるうち4台の降雪機を稼働。合宿の練習用に使うワイドコースから始め、他のコースも順次整備する。
人工降雪機は、ノズル部分から勢いよく飛び出した粒子状の水が空気中で凍り、雪になって地上に積もる。スタッフが気象状況や風向きを計算しながら定期的に水量、噴き出しの向きを調整。「シャー」という大きな音とともに吹き出し、照明に照らされた雪が空に舞い上がった。
ゲレンデ環境が整い次第、道内外の大学生や高校生らのスキー合宿を受け入れる。同スキー場のスタッフは「いい状態でオープンを迎えたい」と話している。
管内ではサホロリゾートスキー場(新得町狩勝高原)が3、4日のオープンを予定している。
関連記事
雪待つスキー場 鶴岡 スケート場 初滑り楽しむ
鶴岡市田麦俣の湯殿山スキー場で7日、安全祈願祭が行われ、関係者が今シーズンの無事故を願った。営業開始は8日を予定しているが、積雪量が十分ではないため同スキー場は「今後の降雪を見ながら、オープンは慎...
帯広広小路Xマスマーケット始動 藤丸イルミ点灯、食や暖房バスも
冬の夜の帯広市中心部ににぎわいを創出しようと、旧藤丸百貨店前のイルミネーションと広小路内を歩行者天国にする「クリスマスマーケット」が6日から始まった。初日は午後5時から点灯式などが催され、家族連...
冬の貴婦人・タゲリ飛来 鹿児島県の喜界島に 地元住民撮影
くるりとカールした冠羽や翼の色合いの美しさから「冬の貴婦人」とも形容されるチドリ科の冬鳥タゲリが鹿児島県の喜界島に飛来し、地元住民が1日、撮影した。 「奄美の野鳥図鑑」(NPO法人奄美野...
メヒカリの魚醤を使ったポテトチップス開発中 蒲郡東部小児童らとプロジェク..
蒲郡市内の飲食店経営「笹やグループ」や市観光協会らでつくる「深海魚スナック新商品開発プロジェクトチーム」は、市立蒲郡東部小学校5年児童と一緒に市の特産品で深海魚「メヒカリ」の魚醤(ぎょしょう)を...