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全国中学駅伝に東三河勢が男女そろって出場

 「第31回全国中学駅伝大会」(12月17日、滋賀県竜王町)に、県代表として東三河勢が男女そろって出場する。男子は初出場の牟呂、女子は30年ぶり2回目の豊川西部。

 県予選は、11日に豊田市であった。男子は51校が6区間(18㌔)で、女子は50校が5区間(12㌔)で競った。

 牟呂は、後半に猛追をみせ57分32秒で逆転優勝した。前半は追いかける展開となったが、4区の波多野翔太選手(3年)が区間賞の走りで2位まで追い上げた。5区の石川塔梧選手(2年)が区間2位でトップとなり、アンカーの石川継梧選手(同)がそのまま1位でフィニッシュした。

牟呂の選手=豊田市運動公園陸上競技場で(いずれも提供)

 豊川西部は42分41秒で熱戦を制した。1区の熊本みくる選手(1年)が区間2位の好タイムでたすきをつないだ。2区の今村かのん(2年)も粘り強い走り。3区の荻巣優那主将(3年)、4区石原亜季選手(2年)の好走で2位以下を突き放し、アンカーの近藤紗杏弥選手(1年)がそのままフィニッシュした。

豊川西部の選手

 牟呂は波多野選手と小瀧直央選手(3年)ら4人が市立汐田小学校出身。その時「絶対に1位になる」と臨んだ最後の大会で、1位になれず悔し涙をのんだ。それから数日後「中学でもこのメンバーで走って全国に行こう」と涙を流しながら誓った。それが、現実となった。

 コーチによると、練習ではタイム走をあまりせず、選手の調子に合わせてメニューを決める。距離や力の入れ具合などは生徒と話し合いながら指示する。戦略を選手に明確に伝え、それぞれが自分の役割を果たすことに集中したのが優勝につながったという。

 波多野選手は「落ち着いた走りができれば上位に食い込む自信がある。絶対に優勝する」と意欲をみせた。

 豊川西部は、2人の1年生が活躍した。荻巣主将は「速いメンバーが入ってきてくれて心強い。3区の自分も走りやすい」と話す。

 荻巣主将は「全国制覇を目標に練習してきた。県大会前に、下級生が『荻巣先輩を全国に連れていきたい』と話してくれてうれしかった。その思いに応え、思い切った走りをしたい」と話した。熊本選手は「初めての全国大会で緊張している。チームに貢献したい」と力を込めた。

 スタートは女子が午前11時10分、男子が午後0時15分。

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