メロンサミットをPR

東京・有楽町で、来月に鶴岡で開催される第3回全国メロンサミットをPRし、関係者が庄内観光とともにサミットへの来場を呼び掛けた=3日
全国14のメロン産地が一堂に集結する「第3回全国メロンサミットin鶴岡」が7月8日(土)、9日(日)の両日、鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡と小真木原公園で開催される。東北初開催となるメロンサミットを盛り上げようと、東京・有楽町で3日、同市と昨年の開催地の茨城県鉾田市の関係者がPR活動を展開し、都心でサミットへの来場を呼び掛けた。
全国メロンサミットは、生産規模が減少傾向にあるメロンの消費拡大を図る一大イベントで、2015年6月に静岡県袋井市で初開催され、昨年6月に開かれた鉾田市での第2回サミットで、次期開催地に鶴岡市が決まった。
鶴岡でのサミットには、これまでのところ地元の鶴岡、酒田、遊佐の3市町をはじめ北海道から宮崎県にかけての計14産地が参加を予定し、さらに増える可能性があるという。
第3回サミットは初日の8日に東京第一ホテル鶴岡で、「ビジネスサミット」との位置付けで、「産地首脳会議」と題して各産地の市町村長らが意見交換するほか、シンポジウムで生産、販売、健康、商標登録といった観点からメロンの魅力や先進的取り組みを発信する。2日目の9日は小真木原公園を会場に「イベントサミット」を行う。各産地のメロンや加工品の販売、ワンコイン(500円)でのメロンの食べ比べ、メロンをテーマにしたステージイベントや各種体験などを企画。庄内各地の地場産品の販売、飲食コーナーも設置する。
県や庄内の5市町、5JA、流通関係者などで構成する実行委員会(会長・榎本政規鶴岡市長)は、「全国のメロンと庄内砂丘メロン―魅力の共演」と銘打ち県内外から誘客を図り、2日目の一般参加イベントには県内外から2万人程度の来場を見込んでいる。
東京で行われた第3回メロンサミットのPRイベントは、有楽町駅前広場に特設ステージやテントを設置して実施した。特設ステージでは鉾田市に続いて、鶴岡市の関係者が観光やユネスコ食文化創造都市をアピールしたほか、「鶴岡メロンサミット」に向け鶴岡産メロンの甘さ、おいしさを説明しながらメロンサミット来場や庄内観光への来訪を呼び掛けた。
メロンスイーツなどの振る舞い、ワンコイン(500円)でのメロンの食べ比べなども行われ、来場者の関心を集め人気を呼んでいた。
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