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長野日報社

外国人向け”ディープな諏訪”体験プレミアムツアー 岡谷市の御諏訪太鼓興業が販売 長野県

プレミアム旅行ツアーで御諏訪太鼓の演奏を体験するカナダ人旅行者

長野県岡谷市神明町の御諏訪太鼓興業は、諏訪の歴史・文化を体験する外国人向けプレミアム旅行ツアー商品を開発し、国内外で利用できる旅行サイト「Attractive JAPAN(アトラクティブ ジャパン)」を通じて、今月から販売を開始した。23、24日に第1弾が行われ、カナダ人尺八奏者と太鼓チーム「Mid Night太鼓」の約20人が来日。諏訪大社上社や仏法紹隆寺(諏訪市)などを見学し、岡谷太鼓道場・鼓鳴館(岡谷市)で御諏訪太鼓の演奏を体験した。

ツアー商品は観光庁の「観光再始動事業」の採択を受けて開発。ただ観光するのではなく、諏訪の信仰や精神性を体験し、”ディープな諏訪”を知ってもらおうと企画した。

ツアーは2日間とも御諏訪太鼓伝承者の山本麻琴さんがガイドを務め、諏訪大社と仏法紹隆寺のつながりや明治政府の政策による寺社の分断、諏訪大社を信奉する御諏訪太鼓の精神性などを解説した。仏法紹隆寺ではMid Night太鼓のメンバーが同寺の諏訪大明神に太鼓演奏を奉納。岡谷太鼓道場・鼓鳴館では故小口大八宗家が創作した太鼓曲「飛龍三段返し」を山本さんの指導で学んだ。

Mid Night太鼓代表のケリーリーン・クレノスキーさん(52)は「北米の太鼓チームは、誰もが御諏訪太鼓を知っている。宗家の孫である山本さんの指導を受けられてハッピーだった」と感激。山本さんは「諏訪地方を外国人旅行者が訪れても、岡谷を通り過ぎる外国人は多い。御諏訪太鼓の信仰の背景や諏訪人が守ってきたもの、伝えてきたものを体験してもらい、歴史や文化を理解してもらいたい」と話していた。

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