食と農や地域づくりで意見交換したパネルトーク=ホテルアークリッシュ豊橋で
食と農と地域をつなぐ連携組織「めぐるめくプロジェクト」は21日、豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で交流イベント「日本の食卓会議」を開いた。協業や共創へのつながりを求め、全国から食や農に関わる人材が一堂に会した。
三菱地所や食農支援のコンサルティング会社などが昨秋にプロジェクトを立ち上げ、北海道や奈良県など全国10エリアで30人程度の「食卓会議」を開いている。「東三河フードバレー構想」を展開する豊橋市では今年9月に会議とフィールドツアーがあった。
今回は初めて、全国の生産者や食品会社、起業家や行政関係者ら約100人が参加する拡大版とした。
パネルトークでは、地元からエムキャンパスフードの高木章雄さん、タスキの種田憲人社長らが「次代へつなぐ食と地域づくりのデザイン」をテーマに意見交換した。
「オープンテーブル」では、地域発展につながる共創のヒントや各地の取り組みを紹介するテーブルを設け、参加者同士が新たなつながりを求めた。20日には他地域からの参加者が「イノチオファーム」などを巡るフィールドツアーもあった。
イノチオファームでのフィールドツアー(提供)
プロジェクト事務局を務める三菱地所の広瀬拓哉さんは「今回は初の全国規模となった。会議を通して技術や取り組みを分かち合う仕組みづくりにつなげたい」などと説明した。
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