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豊橋で駒屋・三ツ田屋アートプロジェクト始まる

 東三河を中心に東海地方で活躍するアーティストが参加し、古民家を芸術作品で彩る「駒屋・三ツ田屋アートプロジェクト2023」が、豊橋市二川町の商家「駒屋」と近くの商家「三ツ田屋」で始まった。プロジェクト実行委員会主催、東愛知新聞社など後援。26日まで。

無数の足袋や油絵などを組み合わせたインスタレーションを披露した宮林さん=商家「駒屋」で

絵画とボックスアートで死生観を描く大野俊治さんのブース=駒屋で

 2016年、19年に開いており、今回で3回目。これまでは駒屋のみで開いていたが、今回は三ツ田屋も新たな会場として加わった。

 豊橋、豊川、浜松、岡崎、一宮などの作家20人と美術集団1組が個々のブースで平面、立体作品を思い思いに飾っている。作品は古民家の空間を生かしたインスタレーションを中心に、絵画や織物、陶作品、彫刻、写真など多彩。畳や板の間、床の間、蔵の中、庭の木々や水を張ったつくばい、古井戸、窓から差し込む光や影なども作品の中に取り込み、与えられたブース内で作家の世界観を巧みに作り出している。連日多くの人が2会場を徒歩で移動し、アートとともに二川の町並みを楽しんでいる。

 実行委員長の洋画家宮林さわ子さんは「古い美術と新しいインスタレーション、伝統美術と現代美術が混在する面白さがある。古民家だからこその包容力で成り立っている」と話す。自身は畳の上にランダムに並べた足袋や宙に浮くシャツ、油絵で、現代社会と人間の姿を表した圧巻のインスタレーションを披露。絵画とボックスアートで死生観を表した作品、AIで作った空想の生き物「キメラ」で「食」を考えさせるメッセージ性の高い作品など、見応えある作品がそろった。

 期間中は参加作家による小品販売のほか、ワークショップ、舞踏や音楽演奏、茶会や座談会なども予定している。午前9時~午後5時(最終日は午後3時)。入場料は500円(一日フリーパス)で高校生以下無料。

展示会場で繰り広げられる現代舞踊集団のパフォーマンス=駒屋で

古民家の空間を生かしたアート作品=三ツ田屋で

2会場近くの「futagawa cross―point155」でも関連作品を展示

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