奮闘も準決勝で散る 明治神宮野球高校の部で豊川

応援団に一礼する豊川ナイン=いずれも神宮球場で
「第54回明治神宮野球大会」高校の部で豊川は19日、準決勝で北信越代表の星稜と対戦。15対3で五回コールド負けし、初の決勝進出はならなかった。
初回に2点を先制されたがその裏、モイセエフが追い込まれながらも高めの128㌔の直球を振り抜き、右翼席に飛び込む本塁打を放った。だが、二回に先発中西が左越え本塁打を浴びるなど、3安打4失点。代わった本田も勢いを止められず、2点を追加された。
7点差とされたその裏一死一、三塁で代打の三浦が右越え適時二塁打を放ち1点を返す。四回に3番手の平野が打者10人の猛攻を浴びさらに4失点。打線は好投手道本から3点を奪ったが、15失点で万事休した。

2安打1本塁打の活躍をみせたモイセエフ
モイセエフは、警戒されながらも1本塁打を含む2安打の活躍。本塁打について「2死走者無しだったので狙った。フルスイングできた」と振り返った。一方で、8点を追う三回2死一塁の場面での失策は「集中しきれなかった」と反省した。
長谷川裕記監督は「多くの打者のタイミングが合っていて、打ち取れる気がしなかった」と星稜打線をたたえた。選手たちには「初めて神宮の舞台に連れて行ってくれて感謝している」と話す一方「この舞台に立ったからこそ、課題が見つかった。気を引き締めて鍛え直したい」と次の大舞台に向けて力を込めた。
▽準決勝
○…神宮…○
星稜 26340|15
豊川 11010|3
(五回コールド)
(星)道本、新島―能美 (豊)中西、本田、平野、鈴木爽―高橋
〔本〕 萩原(星)、芦硲(星)、モイセエフ(豊)
関連記事
博物館見学 恐竜と化石のまち むかわ町穂別地区で周遊ツアー
むかわ町は20日、町穂別地区でバスツアー「恐竜と化石のまち むかわ町知り尽くし周遊ツアー」を実施した。札幌市や神奈川県から40人が参加。穂別博物館の見学、化石クリーニングの体験、町産食材を生かし...
七日町観音堂へ「新柳橋」完成 鶴岡市本町二丁目と三丁目つなぐ 渡り初めで祝う
架け替えが進められていた鶴岡市本町二丁目と三丁目をつなぐ柳橋(市道七日町柳橋線)の工事が完了し21日、現地で安全祈願祭が行われた。地元住民や市、工事業者などが参列し、橋の完成を祝って渡り初めを行っ...
駐日スペイン公使参事官が篠﨑市長を表敬訪問「今後もより良い関係を」【宇部】
【22日、カステジョ市と友好協会設立】 駐日スペイン大使館のミゲル・ゴメス・デ・アランダ次席兼公使参事官が21日、宇部市役所に篠﨑圭二市長を表敬訪問した。市は2019年4月に姉妹都市提携し...
春の快音おあずけ 十勝のゴルフ場、積雪で開業遅れ
今月中旬のまとまった降雪の影響で、十勝管内のゴルフ場は今シーズンのオープン延期を余儀なくされている。コース上の積雪が解けきらなかったためで、シーズン入りを心待ちにしていたゴルファーは理解を示しつ...