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沖永良部民謡の魅力満載 福田原里民謡研、発表会 知名町

オープニングを飾った「誇らしゃ」=11日、鹿児島県知名町

 鹿児島県沖永良部島にある福田原里民謡研究所(知名町)の発表会「島謡ぬ響」(同実行委員会主催)は11日、同町のあしびの郷・ちなであった。門下生を中心とした島の民謡演奏や舞踊を織り交ぜた舞台芸能で多くの来場者を楽しませた。

 舞台は「誇らしゃ」で華やかに幕開け。門下生が「永良部百合の花」「余多打原」「御酌節」「ちゅっきゃり節」などを次々と演奏し、沖永良部民謡の魅力を伝えた。宮城武碩古典・民謡研究所(沖縄)、正名次世代うどぅい保存会、玉城流琉扇伊登姿乃會西伊登子琉舞道場が友情出演し、舞台に花を添えた。

 福田さんは「アンチャメグヮ節」「いちきゃ節」を独唱。いちきゃ節では明治生まれの父親から学んだという歌詞を舞台で初めて歌い、唄を次世代へ引き継ぐ大切さを訴えた。最後は全演者による総踊り「サイサイ節」で締めくくった。

 福田さんは12歳の頃に三線を始めた。現在90歳で門下生22人のほか、公民館講座や学校で後進の指導に当たり、沖永良部民謡の継承に尽力している。発表会は2005年以来2回目。発表会後、南海日日新聞社の取材に答え、「客の喜ぶ顔が見られ、うれしい限り。門下生とのつながりで今も元気でいられる。もっと教えたい、育てたいという思いが強くなった」と話した。

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