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荘内日報社

つるおか食文化市場FOODEVER 食文化鶴岡から世界発信

鶴岡の豊かな食文化を世界に発信する施設を目指すコンセプトなどを説明した「つるおか食文化市場FOODEVER」の東京でのプレス発表会(写真右から土岐さん、奥田さん、高坂部長、丸山社長)

 鶴岡市のJR鶴岡駅前のマリカ東館1階に6月24(土)プレオープン、7月1日(土)にグランドオープン予定の食文化発信拠点施設「つるおか食文化市場FOODEVER(フーデェヴァー)」のプレス発表会が2日、東京・銀座一丁目の県アンテナショップ内のレストラン「ヤマガタ・サンダンデロ」で行われた。鶴岡から世界に向けて発信する食文化施設の概要などを説明した。

 この日は、FOODEVERを運営する会社「Fu―Do(ふうど)」の丸山典由喜社長、出店するいずれも「食の都庄内」親善大使でイタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」オーナーシェフの奥田政行さん、日本料理研究家の土岐正富さん、鶴岡市の高坂信司企画部長が出席。午前と午後の2回に分けて行われたプレス発表会には全国紙や雑誌、旅行社、観光、飲食関係など合わせて約50社が参加した。

 このうち午前の回では、丸山社長が施設概要、奥田さんと土岐さんが豊かな食を生んだ風土と文化、食材の魅力などを説明。FOODEVERで提供する予定の鶴岡産食材を多用した「もずく蟹のみそ汁」「庄内浜のヤリイカとズッキーニ・ミニトマトのパスタ」「むき蕎麦ふかひれ」「月山筍アルフレッドクリームフィットチーネ」「ヘルシーカツレツ」などを試食で提供。中でも奥田さんプロデュースの地魚バルで提供予定のしょうゆの代わりにオイルを塗ったマスずしが好評だった。

 食文化発信拠点施設は、市とF社が整備。6階建て建物(4―6階は駐車場)のうち、かつて商業施設だった1階の約1420平方メートルを活用する。市が観光案内所や免税カウンターなどインバウンド対応スペースを設けるほか、奥田さんのレストラン「レボラーレ」、新しい郷土料理などを提供する土岐さんの「つるおか旬暦 彩鶴」、日本酒ショットバーなどフードコート形式の「鶴岡バル」、駅前マルシェとして鮮魚や産直、米や塩、オイルの贈答品ショップが入る。

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