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UAE大使がヒルギ植樹 名蔵湾で団体、八重農生も参加 CОP28前に環境活動

植樹を前に集合写真を撮影=12日午前、名蔵湾

 30日にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開幕する国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(CОP28)を前に、開催国UAEのシハブ・アハマド・アル・ファヒーム在日大使が12日、石垣市名蔵湾で環境保全活動の一環としてヤエヤマヒルギの苗の植樹を行った。

 植樹は、国際マングローブ生態系協会(馬場繁幸理事長)、八重山ライオンズクラブ(糸数修一会長、会員54人)が協力。苗130本は八重山ライオンズクラブが提供し、雨のなか八重山高校や八重山農林高校の生徒らも含めて30人以上が参加した。

 大使は息子たちと一緒にスコップで穴を掘り、数本ずつまとまった苗を植えていった。  植樹を終えた大使は、UAEでもマングローブを植えているとし、「2030年までに1億本の植樹を目指している」と説明。CОP28に向けて、各国の温暖化対策の総点検を行い、「二酸化炭素削減へアクションを起こし、皆で力を合わせて課題を解決していきたい」と述べた。 

ヤエヤマヒルギの苗を植えるアラブ首長国連邦のシハブ・アハマド・アル・ファヒーム在日大使(左)=12日午前、名蔵湾

 マングローブ生態系協会の馬場理事長は「日本の石垣島でも先進的にマングローブを植樹していることをCOP28で報告してくれるそうだ。マングローブをきっかけに、石垣やライオンズクラブとUAEの交流が広がってほしい」と語った。

 2022年11月のCOP27でUAEの提起により、日本を含む17カ国が「気候変動のためのマングローブ・アライアンス(MAC)」を立ち上げた。UAEとインドネシアが主導していく。

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