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長野日報社

イチョウ、黄金色の輝き 長野県諏訪市の仏法紹隆寺

黄金色に染まったイチョウが輝きを放ち、参拝者の目を楽しませている=諏訪市の仏法紹隆寺

 長野県諏訪市四賀の仏法紹隆寺にある市天然記念物のイチョウが、黄葉の見頃を迎えた。同市中洲の諏訪上社大祝諏方家住宅敷地内の「大祝家のイチョウ」が雌木、同寺が雄木であることから「夫婦」とする伝承がある。黄金色に染まったイチョウの葉が輝きを放ち、参拝者の目を楽しませている。

 同寺のイチョウの樹齢は推定約300年、高さは約30メートル。同寺の岩﨑宥全住職(45)によると、今年は例年より遅めの10月下旬ごろから色づき始めた後、一気に進行。風や雨で落葉するものもあるが中心部はまだ青く、「1週間くらい楽しめるのでは」と予想する。落葉後も落ち葉のじゅうたんができ、さらに1週間ほど楽しめるという。

 上田市から妻と来た80代男性は「初めて訪れたが、きれいで重厚なイチョウでびっくり」と笑みを浮かべ、記念にイチョウを拾っていた。岩﨑住職は「諏訪地域の紅葉は全国に負けないほど。お寺と紅葉を楽しみ、気軽に仏様や諏訪に触れてもらえたら」と話していた。

 同寺では、同市湯の脇の温泉寺、茅野市玉川の長円寺と連携企画「お殿様が愛した『諏訪紅葉三山めぐり』」を開催中。紅葉シーズン中はライトアップ(長円寺は土日祝日のみ)のほか、特別使用の御朱印を配布する。午前9時~午後4時。名勝庭園の拝観料は500円。

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