「野菜、おいしく食べて」

毎月31日を「やさいの日」とし、無農薬野菜の販売などを行うことになった八重農ライフスキル科調理・園芸コースの2年生=5月31日午後、同校正門広場
日ごろの授業の成果を発表し、高校生の食を改めて考える機会にしようと八重山農林高校ライフスキル科調理・園芸コースの2年生15人は5月31日午後、同校正門広場で野菜の販売を行った。初の取り組み。 8月31日の「野菜の日」にちなみ、野菜を弁当に使い、おいしく食べてほしいとの思いから、31日を同科の「やさいの日」に設定。 今後は31日のある月の午後4時20分ごろから約50分間、同様の活動を行うほか、8月31日には調理関連イベントの開催も計画しているという。 同コースでは無農薬野菜を栽培しており、初回はゴーヤ、ナス、ピーマン、キュウリ、オクラの5種類を178袋用意。値段は創立80周年を記念して80円に設定した。主に教職員、生徒らが購入し、約1時間で完売した。 新垣美羽(いろは)さん(17)は「私たちが作った野菜は安心安全でおいしく、安い。スーパーとの違いを知ってほしい。高校生には野菜を使って簡単な料理でもいいので作ってみてほしい」、兼本涼太君(同)は「野菜を作る大変さや楽しさ、食べ物の大切さを知ってもらいたい」と話した。 野菜を購入した同科の與那城なおみ教諭は「日ごろの授業では見られない活気があり、やりがいを持って取り組んでいると感じる。調理関連イベントなどもあると聞いており、生徒たちのアイデアを楽しみにしている」と語った。
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