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鮎の「笠網漁」

網を伸ばしてアユを捕る海野さん=新城市出沢の鮎滝で

 新城市出沢(すざわ)を流れる寒狭川の鮎滝で、川をさかのぼって飛び跳ねるアユを網で捕まえる「笠網漁」が行われている。  漁は江戸時代の領主が上にあえぐ地元住民らを救うため、許可したのが始まりとされる。網の代わりに被り笠を使ったことから「笠網漁」と呼ばれるようになった。  地元住民でつくる出沢鮎滝保存会の会員が連日交代で漁を行う。長さ4メートルの竹網を滝壺に伸ばし、水しぶきとともに飛び跳ねたアユをすくい取っている。  10日午後には会員の海野浩也さん(71)が漁を行い、長さ12センチ~17センチほどのアユを次々と網ですくい捕った。  「水不足で流水量が心配されたが6月下旬の大雨や今月初旬の台風3号などで水量が回復したため、跳ねるアユも多くなってきた」と海野さん。  漁は9月下旬まで続けられる。

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