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北羽新報社

墓じまいで解体した墓石製品に 能代市の毛利石材工業

「解体後の墓石を材料にした石製品で、ご先祖と家族をつないでいきたい」と語る毛利専務

 管理の大変さなどから墓を解体・撤去する「墓じまい」を選択する人が増えている中、能代市明治町の毛利石材工業(毛利淳一代表取締役)は、墓じまいの依頼主のために、解体した墓石で各種石製品を製造・販売する取り組み「つなぐプロジェクト」を始めた。同社は「ご先祖のお墓を別の形で残して大切にしていきたい、という思いに応えたい」としている。

 墓じまいは、さまざまな理由で遺骨を納骨堂や墓を管理する人の近くの墓地に移転させ、既存の墓を撤去・廃棄する行為。毛利洋平専務(34)によると、同社に寄せられる墓じまいの依頼は年々増加、今年はすでに前年の倍の約20件を請け負っているという。
 墓じまいのため解体した石材は業者が持ち帰り、産業廃棄物として処理。その後、中間処理業者を通して砂利や路盤材などに再利用されるのが一般的な流れだ。一方で、墓じまいの依頼主からは「先祖が守ってきた墓をただ処分するのは悲しい」「解体した墓石で何か作れないか」といった声が聞かれ、同社では希望者に墓石の家紋の部分を切削して引き渡すこともしていた。
 今回の取り組みは、そこから一歩進み、石材店として普段から製作し販売している石製品の材料に解体墓石を再利用するもの。墓じまいの依頼主からのオーダーメード限定で、材料として使用できる部分のみを切削し、それ以外の石は従来通り廃棄する。
 主な製品の価格(加工賃等)は、石を素材にした照明器具「石灯(あか)り」が3万3千円~(高さ30㌢~)、外注製品の置物「お地蔵さん」が5万5千円~(同13㌢~)。墓石の解体費用は別途。
 毛利専務は「墓じまいは相見積もりで価格が安い業者にお願いされる方が多い中、『解体後もインテリア品として手元に残せます』『ご先祖や家族のつながりを身近に感じながら日々を過ごせます』とアピール・提案していくことで、選ばれる業者になっていきたい。廃棄物を資源として有効活用することは、SDGs(持続可能な開発目標)の理念にも合致するのではないか」と話している。
 問い合わせは、毛利石材工業(☎0185・52・5088)へ。

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