
青空の下、屋外の屋台村で食べ比べなどを楽しむ人でにぎわった(能代市二ツ井町で)
第29回きみまちの里フェスティバルは14日、能代市二ツ井町総合体育館周辺と同体育館サブアリーナで開幕し、家族連れや小中学生など町内外の人が多数訪れて屋台村を巡ったり、ステージイベントを楽しんだ。きょう15日はきみまち二ツ井マラソンが行われ、県内外から訪れるランナーが秋の「きみまち路」を走り抜ける。
同フェスは実行委員会(会長・斉藤市長)と市の主催。にぎわい創出と地域活性化を狙いに、旧二ツ井町時代の平成7年に始まった。地元特産品をPRする物産フェアと、全国各地から参集するランナーが健脚を競うマラソンの2本立てで開催されている。
物産フェアには38業者・団体が出店し、屋外の屋台村ではきりたんぽ鍋や田の源そば、鶴形そば、ラーメン、焼き鳥串、地酒などを販売。訪れた人たちは青空の下、各店を巡って食べ比べをしたり、野菜、果物類を買い求めたりしていた。
サブアリーナでは地元の商工業者を中心としたブースが立ち並んで木工品や時計などの貴金属、羊毛フェルト作品、食器類などを販売したほか、会場内の3店舗で各500円以上の買い物をすると参加できる「お楽しみ抽選会」も行われ、にぎわった。
ステージイベントは、二ツ井町内の子ども園園児による発表で始まり、能代二ツ井コカリナ愛好会、よさこいチームの蒼華天夢の演舞がにぎやかに披露されたほか、昨年に続いてアニメ「宇宙なんちゃら こてつくん」と一緒に写真撮影できるふれあいタイムが行われ、子どもたちがこてつくんと笑顔で写真に収まっていた。
最終日の15日は午前8時から午後3時30分まで。マラソンは午前9時25分から4㌔高校・一般の部を皮切りに各部門が順次スタートするほか、ステージでは二ツ井町出身のソウルシンガー・塚本タカセさんのライブなどが行われる。
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