作手小児童が大字書に挑戦
新城市立作手小学校の5、6年生が11日、大字書の創作活動に取り組んだ。24人が全紙に好きな漢字を書き入れた。 前身の開成小学校時代の2005年から始まった恒例行事。4校が統合した13年度からは引き継いで続けている。市内の書家の協力で、毎年この時期の習字の授業で開いている。
児童らは夏休み中に「快晴」や「夢」「微風」など好きな熟語や漢字を考えた。書道家の青山芳子さんから指導を受け、毛先が18㌢の16号筆を使い、行書や楷書で書き上げた。書き終えた児童や順番待ちの児童は、ふきんで乾かすなど仕上げ作業を手伝った。
6年生は昨年に続いて体験。「梧桐(あおぎり)」を書いた斉藤竜之介さんは「きれいな花を咲かせるので、この字を選んだ。うまく書けました」と述べた。一方、今年初めて挑戦する5年生は緊張した面持ちで取り組んだ。
作品は11月1~5日に学校隣の「つくで交流館」で展示される。
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