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荘内日報社

今年は趣向凝らした8種類 酒田ラーメンエキスポ

5日の発表会で参加店主らがラーメンの特徴をアピール(上)今年の酒田ラーメンエキスポの出品作を紹介したチラシ

 昨年9月に酒田市で初の「酒田ラーメンEXPO(エキスポ)」を開催した実行委員会(小田かほる実行委員長)は5日、2回目となる「酒田ラーメンEXPO2017」を9月16―18日の3日間、同市の東北公益文科大特設会場で開くと発表した。今年は、イタリア料理「アル・ケッチァーノ」(鶴岡市)の奥田政行オーナーシェフや県外のラーメン店も参戦し、そこでしか味わえない趣向を凝らしたラーメンを、昨年より3種多い8種を提供する。

 酒田ラーメンエキスポは、全国的にも評価が高い酒田のラーメンを中心にした庄内の食文化を地域資源と捉え、交流人口拡大につなげようと昨年9月、酒田市の市民や市麺類食堂組合などで実行委員会をつくり、全国豊かな海づくり大会の関連イベントとして開催。庄内の人気店の双璧ともいえる「満月」(酒田市)の麺とワンタンに「琴平荘」(鶴岡市)のスープを組み合わせたものなど、そこでしか味わえない創作ラーメン5種を提供し、2日間で計約1万人が訪れた。

 今年は地元のラーメン店を中心にした創作ラーメン6種と県外からの招待店2種の計8種のラーメンを、3日間で計2万食提供する計画だ。

 創作ラーメンのうち、奥田シェフは麺工房さらしな(酒田市)と連携し、特製コンソメスープとライ麦入りの麺による「アンティパストラーメン」を提供する。花鳥風月(酒田市)は「上喜元」の蔵元・酒田酒造(同)とタッグを組み、甘酒の風味を生かした塩味の「蔵出し吟醸米麹 海老ワンタンメン」、癒庵(同)はよしもと興業の芸人・関好江さん(ボルサリーノ)のアイデアで、開運につながる食材を集めた「開運・五行つけ麺」をそれぞれ提供する。

 昨年に最多の販売数となった「満月×琴平荘」の組み合わせは今年も継続され、さらなる高みを目指すという。そのほか、旬の野菜をたっぷり使った「和えそば」、冷やし中華でも冷やしラーメンでもない「冷やし中華ヌードル」も提供される。

 この日、酒田市京田二丁目のコマツ・コーポレーション内で開かれた発表会で、小田実行委員長は「昨年は熱い関心と期待を感じた。ご当地ラーメンの中でもトップブランドとして、全国、世界からも注目されると願っている」とあいさつ。その後、各参加店主らが出品作の特徴をアピールした。

 今年のラーメンエキスポは9月16―18日、いずれも午前10時―午後6時に開催。16日には特別ゲストとしてタレントの勝俣州和さんが訪れるほか、3日間とも地元出身の歌手らのコンサートなど多彩なイベントを繰り広げる。

 チケットは前売り1200円(食券2枚)、当日700円(同1枚)。前売りは5日から全国のセブンイレブンや酒田市内のラーメン店、同市役所売店などで販売中。問い合わせは実行委事務局=電0234(41)0011=へ。

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