全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

庄内柿収穫へ目ぞろえ JA庄内たがわ 出荷規格を確認

 庄内柿の収穫を前に品質の統一化を目指す「目ぞろえ会」が5日、鶴岡市羽黒町荒川のJA庄内たがわ中部選果場で行われた。生産農家や選果場の検査員ら関係者合わせて約60人が参加。「赤秀」「青秀」「優品」と呼ばれる出荷規格を確かめた。

 JA全農山形・園芸庄内推進室によると、今年の庄内柿の果実は先月25日の調査で「刀根(とね)早生」はやや小さめ、「平核無(ひらたねなし)」は平年並みとなっている。着色は8月の高温少雨で主力2品種とも平年より遅いという。出荷は「刀根早生」が今月中旬からスタート。「平核無」は来月上旬に始まり中旬にピークを迎える。今シーズンの出荷数量は全体で30万8300ケース(1ケース7・5キロ、前年実績対比87%)を見込む。

 目ぞろえ会は庄内柿振興協議会(遠藤幸男会長)が毎年開いている。4日に収穫した庄内柿の正品と規格外をテーブルに並べ「くぼみ果」「押し傷」「枝葉ずれ」「変形果」などの特徴を手に取って確認した。特に今年は8月の高温少雨で果実の一部が黒ずみかかった「日焼け果」が見られ、担当者が特徴を説明した。

 庄内柿振興協議会の遠藤会長(72)は「選果場では農家から持ち込まれた柿を光センサーで選別しているが、出荷の第一段階として収穫する農家の『目』が大切。品質のバラツキを極力なくし庄内柿ブランドの向上を目指したい」と語った。

庄内柿の出荷規格を確認する参加者

関連記事

紀伊民報社

響け大編成のハーモニー 『弁慶記』吹奏楽プロジェクト 初の合同練習

 75人の大編成で奏でる「『弁慶記』吹奏楽プロジェクト」の初めての合同練習が14日、和歌山県田辺市南新万のひがし公民館であった。10代から60代まで世代を超えた音楽愛好者が集まり、12月の演奏会...

荘内日報社

アラスカ州で食の交流 沖海月の須田料理長伝授 イカや鮮魚のさばき方

 米政府認定の「MAGISTERブランド烏賊(いか)大使」に任命された鶴岡市立加茂水族館魚匠ダイニング沖海月の須田剛史料理長(48)がアラスカ州ジュノー市郡を訪れ、地元料理人にイカと鮮魚のさばき方を...

「帯広温泉街」歩いて楽しむ 駅周辺、名物入りルート開拓

 帯広観光コンベンション協会(梶原雅仁会長)は今年度、JR帯広駅を起点とした街歩きを帯広観光の楽しみ方として提案していくため、「温泉の街『帯広』~ウェルネスツーリズムとナイトタイムエコノミーの確立...

宇部日報社

はぶつぶカフェ 生徒が企画、笑顔で接客【山陽小野田】

 山陽小野田市埴生地区の中・高生などで構成する「はぶMHCC」主催の第2回はぶつぶカフェが16日、埴生地域交流センターで開かれた。生徒たちが企画から販売までを手掛け、会場ではコーヒーやかき氷を...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク