広がる薄紅色 井戸尻史跡公園で赤ソバの花見頃 長野県富士見町

井戸尻史跡公園で見頃を迎えている赤ソバ畑
長野県富士見町池袋の井戸尻史跡公園で、赤ソバ「高嶺ルビー」の花が見頃を迎えている。復元住居や水車小屋を背景に薄紅色の小さな花が広がる光景を、訪れた人たちが楽しんでいる。
同公園では、春から初夏にかけて古代ハスやスイレンなど、さまざまな水生・湿生植物が咲く。広さ約7アールの赤ソバ畑は、公園を管理する井戸尻考古館が秋の風景も楽しんでもらえるようにと、10年ほど前から地元の農家に委託して、栽培してもらっている。
名古屋市と茨城県取手市から訪れた夫婦は「初めて見たけれど、とてもきれい。秋の気配が感じられます」と話しながら、所々白が混じり紅白に染まった畑を眺めていた。考古館によると10月上旬ごろまでは、ピンクのきれいな花が見られそうという。
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