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荘内日報社

酒田三中生が海難救助を実体験

生徒たちがロープを海に投げ入れるなどした救助体験

 酒田市の第三中学校(今野誠校長)の2年生5人が5日、同市の酒田海上保安部(相澤孝典部長)を訪問、巡視艇「べにばな」に乗船して海難救助を実体験するなどし、海保業務の一端に触れた。中学生による救助体験は酒田海保では初の試み。

 同校2年生の職場体験学習の一環。若い世代から業務に対する理解を深めてもらおうと、酒田海保は児童・生徒たちの職場体験を積極的に受け入れている。

 この日は男子生徒5人が午前9時に訪れ、業務概要説明、基本動作訓練を受けた後、酒田港東埠頭(ふとう)に停泊中の「べにばな」に乗船し救助体験。「酒田港内で手こぎゴムボートが浸水して乗っていた釣り人が戻れなくなった。1人は海中に転落したもよう」という想定で、海保職員2人が釣り人に扮(ふん)して行われた。

 「急行せよ」という任務を受けた「べにばな」が出動し、救助を求めている釣り人を発見。生徒が「酒田海上保安部です。これからロープを渡して救助します。分かりましたか」とアナウンスした上で、ボートを引き込むためのロープ、人命救助に向けた救命浮環(ふかん)を海に投げ入れて無事、助け出した。

 参加生徒の一人、伊藤祥吾君(14)は「とても緊張した。海保の仕事内容、救助方法を知ることができた。良い仕事だと思った」と感想。酒田海保管理課の松岡裕渉外係長は「救助体験は初めての試みだったが、現場の緊迫感、空気感を伝えることができたのでは」と話し、「このような体験を職業選択時に思い出してもらい、海上保安庁を選んでもらえたら」と語った。

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