
草紅葉の季節に入った八島ケ原湿原。八島ケ池を背にススキの穂が揺れている
長野県下諏訪町と諏訪市にまたがる国天然記念物の八島ケ原湿原が草紅葉の季節を迎え、緑から赤や黄、だいだい色への“衣替え”を始めている。八島ケ池を背にススキの穂が風に揺れ、27日も県内外のハイカーや観光客、小学生らが秋景色の中を散策していた。
八島ビジターセンターあざみ館(同町)によると、高地の気温も今年は高めに推移したためか、例年に比べると色づきはいまひとつ。10月に入れば見頃となり、空気が澄んで遠くの景色も一段と美しくなるという。
湿原の花のリレーも“最終走者”に入り、現在はノコンギクやリンドウ、ヤマラッキョウなどが楽しめる。霧ケ峰には国天然記念物の湿原が三つあり、踊場湿原(諏訪市)でも草紅葉が始まっている。
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