
会話を楽しみながら森林セラピーロードを散歩する参加者
正しい足の知識や歩き方を身に付け、散歩を楽しみ、いつまでも歩ける体づくりを目指すイベント「あしとさんぽ 足マルシェ@伊那」が18日、長野県南箕輪村の大芝高原で行われた。NPO法人日本臨床運動療法学会「EIM Japan」の地方支部「EIM Nagano」主催、伊那市総合型地域スポーツクラブ協力。約40人が参加し、足の専門家の講演を聞いて一緒に歩き、足の健康と散歩の大切さを学んだ。
帝京大学医療技術研究科スポーツ健康科学専攻の佐藤真治教授、同支部代表で伊那中央病院創傷ケアセンター主任医長の山口梨沙さん、飯田病院循環器内科医長の竹内和航さん、健康運動指導士の尾陰由美子さんらが中心となり、昨年から始めたイベント。県内で活動を広めようと取り組んでおり、上伊那地域では初めて開催した。
講演では佐藤さん、山口さん、竹内さんが、歩くことの健康効果、正しい靴選びや靴の履き方などについてそれぞれ話した。佐藤さんは運動や歩くことは脳に良いとし、「認知症やうつ病の予防、睡眠不足改善が期待できる」と説明。脳への効果を大きくする歩き方として、「目的を持たず自身の直感に従って歩く『散歩』がおすすめ」とした。
講演後、参加者は正しい靴の履き方を実践し、森林セラピーロードへ。参加者同士会話をしながら、気楽に散歩を楽しんだ。伊那市美篶の女性(74)は「足に問題を抱えているので、とても勉強になった。学んだことを意識して散歩を続けたい」と話した。
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