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イヌタヌキモの花水面に咲く 準絶滅危惧種 鶴岡市越中山 ため池に群生

 鶴岡市越中山のため池で準絶滅危惧種の水生植物「イヌタヌキモ」が満開となっている。

越中山のため池に自生する「イヌタヌキモ」

 イヌタヌキモは水中に漂う多年草。北海道から九州の沼地などに自生する。食虫植物の一種で、葉に付いた袋がスポイトのような役割を果たし、水を吸い込んでミジンコなどの微生物を食べる。水中を漂う葉の形がタヌキの尾に似ていることから名前が付いた。近年はため池や池の埋め立て、改修工事、水質の悪化で生育地が減少している。

 標高約130メートルの越中山の高台にあるため池ではイヌタヌキモが水面から穂を伸ばし、黄色いかれんな花を咲かせている。植物の分布調査などを進めているフロラ山形(土門尚三会長)の会員は「庄内でイヌタヌキモが自生している所はごく限られている。満開となった花を見て分かったことだが、越中山のため池にこれほど群生しているとは思わなかった。保護していかなければならない大切なため池でもある」と話している。

黄色い花を咲かせ、今が満開

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