帯広にミニシアター誕生 六花亭 サロン開放

れんが造りのシアター亭の外観
帯広市の製菓会社六花亭は、同社が所有する「六花亭サロンKyu」(大通南5)を、ミニシアター「シアター亭」として開設した。26日は、老夫婦のドキュメンタリー「人生フルーツ」に約40人が来館した。
れんが造りの建物は1912年に「三井金物店」として落成され、閉店後に同社が譲り受けた。97年に相原求一朗デッサン館としてオープンし、2003年の閉館後は社内行事などで活用してきた。
市内では映画館、上映作も限られる中で、札幌のシアターキノのように大型施設とは違った味わいの作品を見られる場を設けられないか-。それにより地域住民の暮らしに彩り、豊かさを加えられたら-との声が社内で上がり実現した。
幌キノ厳選 月1本を上映

来場者が上映を待つシアター内
シアターキノの協力を得て、同館で上映された作品の中から助言を受け選定し、月1本、平日と週末の各1日、来館者を迎える。
市内の長尾陽子さん(69)は「外から見て気になっていた。こういう風に活用してもらえて良かった。今度から六花亭を通るときは案内を見たい」と話した。
9月は、聴覚障害と向き合いリングに立った女子ボクサーの物語「ケイコ 目を澄ませて」が7、10の両日午後2時から上映される。開場は同1時半。チケットは六花亭各店で1000円で販売。問い合わせは同社(0120・12・6666)へ。
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