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八重山観光客55万人超 国内航空路線が堅調 23年上半期

年間入域観光客数・消費額の推移

 2023年上半期(1月~6月)の八重山入域観光客数が55万6034人(前年同期比18万5944人増)に上ったことが17日までに県八重山事務所のまとめで分かった。観光消費額推計は、前年比128億7000万円増の468億9000万円。同事務所によると、上半期は各種イベント関連の復活、堅調な国内航空路線の運航、3年ぶりのクルーズ船再開や空路で海外チャーター便就航などがあったため前年同期比を上回った。

 八重山事務所によると、前年上期と比較して人数の伸び率は50.2%。年間で過去最高の入域観光客数を記録した2019年上期70万7934人には約15万人届かなかったが、観光消費額は8000万円上回った。

 55万人にまで押し上げた主な要因は国内航空路線の54万7013人。この数字は2019年上期の国内路線51万9152人をも上回っている。同事務所は、新型コロナウイルス感染症の拡大にかかる行動制限がない状況や全国旅行支援実施に伴う需要喚起、記録的な円安の影響で国内旅行の固さが持続している点を挙げた。

 昨年同期は一部地域でまん延防止等重点措置が適用されていた時期もあり、一定の行動制限がかかっていたとみている。

 空海路の海外路線からは9021人が入域。前年はゼロだった。空路では3年ぶりにチャーター便が就航し、223人増。海路は3年ぶりのクルーズ船が寄港で8798人増となった。

 23年下半期(7~12月)は、新型コロナ5類感染症移行後初の夏休みシーズンが到来している。引き続き各種イベント開催で八重山来訪に期待が高まり、国外クルーズ船の寄港も予定されていることから、入域客数が好調に推移すると見込んでいる。

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