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荘内日報社

庄内藩史跡巡り歴史と風土を学ぶ 鹿児島中学生親善使節団が来鶴

歓迎を受ける鹿児島中学生親善使節団=25日、鶴岡アートフォーラム

 庄内藩と薩摩藩が敵味方に分かれて戦った戊辰戦争を機縁とし、鶴岡市と兄弟都市盟約を結ぶ鹿児島市の中学生親善使節団が25日から3泊4日の日程で鶴岡市を訪れている。庄内藩ゆかりの史跡を巡るなどしながら、歴史や風土を学ぶとともに交流を深めている。

 戊辰戦争で降伏した庄内藩に対し、寛大な処置を取るよう計らったとされる薩摩藩の西郷隆盛(南洲)翁と、庄内藩の菅実秀(臥牛)翁との「徳の交わり」を縁に1969年、兄弟都市盟約を締結。74年から中学生を交互に派遣しており、鹿児島からの訪問は今回で24回目。

 今回は鹿児島玉龍中学校の下田浩道校長を団長に、同市内の30校から生徒計30人と引率教諭3人が来鶴。初日は鶴岡アートフォーラムで歓迎式と市長表敬が行われ、甲東中3年の中久保佑樹さん(15)が「徳の交わりを縁に先人たちが続けてきた交流をさらに深めたい」とあいさつ。榎本政規鶴岡市長は「遠くの地と縁を心の隅にとどめてもらうとともに、友好の輪をさらに発展させてもらいたい」と歓迎した。

 一行はこの後、庄内藩が官軍参謀・黒田清隆に降伏した場所でもある旧庄内藩校致道館を見学。26日は鶴岡市の中学生30人と共に羽黒山や松ケ岡開墾場などを見学。27日は市自然学習交流館「ほとりあ」での研修や加茂水族館見学、南洲神社訪問。28日に帰途に就く。

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