全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

販売車の運行開始 ダイイチ 初の移動スーパー 帯広

テープカットを終え、第1号車を見送る出席者(右から若園専務と米沢市長、久保会長、宮本社長)

 スーパーをチェーン展開するダイイチ(帯広、鈴木達雄社長)による新事業「移動スーパー」のスタートを記念し、第1号車の出発式が26日午前、拠点となる帯広市内のダイイチ自衛隊前店で行われた。

 移動スーパー事業を展開している「とくし丸」(徳島)のノウハウを使い、効率的に整備された専用車の中に、ダイイチで扱っている生鮮食品や総菜、日用品など400品目を詰め込み、契約者の自宅前まで行って販売する。地域見守りなど福祉的な役割も担う。

 全国にとくし丸の専用車は約250台あるが、道内では初。少子高齢化で「買い物弱者」などが増える中、ダイイチは社会貢献の一環で取り組む。「とくし丸」の総代理店を務めるブルーチップ(東京)とフランチャイズ契約を締結。社内に外販部を立ち上げ、市内でも高齢化率が約43%と高い大空地区を中核エリアとし、5月から登録者の開拓を進めてきた。スタート時は1台体制で、登録数は100件。

 出発式には、今年まちづくりに関わる包括連携協定を結んだ帯広市の米沢則寿市長や、ブルーチップの宮本洋一社長、大空町連合自治会の久保竹雄会長ら来賓や関係者が多数出席。ダイイチを代表して、若園清専務が「お客さまの軒先まで行き、ダイイチの商品を選んで買ってもらえる。高齢化が進む中、地域に根ざした事業にしていきたい」とあいさつした。

 来賓らも交えたテープカットの後、1号車はさっそく大空地区などに向かって走り出した。札幌や旭川でも順次開始予定で、2021年には25台体制にする。

 なお移動スーパー事業は、コープさっぽろ(札幌)も十勝地区で実施している。

関連記事

広尾の移住情報一冊に 協力隊の中村さんが編集し初パンフ

 広尾町は、移住関連情報を掲載したパンフレット「move to PIRUY(ムーヴ・トゥー・ピルイ)」を発行した。広尾の「住まい」「仕事」「食」を紹介、先輩移住者のインタビューも収録している。町は...

長野日報社

三光寺の河津桜 広がる色彩 長野県富士見町

長野県富士見町落合上蔦木の三光寺(川窪俊英住職)で河津桜が見頃を迎え、本堂の南東側の庭に濃いピンク色の花が広がっている。咲き具合は木によって異なり一部は葉桜に変わりつつあるが、今月いっぱいは楽...

清掃活動連続1000日を達成 田中さん「まだまだ拾い続ける」

 「アースクリーン」として2020年7月からボランティア清掃活動を続ける田中秀典さんの連続記録が27日で1000日を迎えた。この日は、午前6時から桃里の海岸を清掃。賛同する仲間たち約40人でビーチクリーンを...

釧路新聞社

在外教育施設派遣の川堰、松下教諭帰国報告【釧路】

  在外教育施設の教員として文部科学省の制度により派遣されていた、台中日本人学校(台湾)の川堰清美教諭(釧路市立鶴野小学校)と、シカゴ日本人学校(アメリカ)の松下美保教諭(同音別小学校)がこのほど...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク