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宇部日報社

宇部市の常盤公園でビエンナーレ準備

作品パーツにペンキを塗るショールさんと高校生たち(25日午前10時、彫刻の丘で)

 10月に開幕する第27回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)に向けて、25日から常盤公園の彫刻の丘(野外彫刻展示場)で出品作の設置作業が始まった。一番乗りはハンス・ショールさん(64)=ドイツ=で、高校生らとともに彫刻「construction kit animal」のパーツの色塗りをしている。全18作品が8月25日までに搬入される。

 昨秋の模型審査で実物大制作が決まった作品が、彫刻の丘に並び始めた。設置期間中には、作品がどのように据え付けられるかを直接見ることができる。

初日は、地域活性化の学習を目的に兵庫県から合宿に訪れている村岡高の2年生18人とショールさんが一緒に作業。鉄製の動物型のパーツに、ローラーや筆で丁寧にペンキを塗っていった。遺伝子組み換えに対するメッセージを込めて制作に当たったショールさんは「作品の動物たちは、どこかで見たことがある種を掛け合わせたもので、実際には存在しない。将来を担う子どもたちに、どこまでの組み換えを受け入れて、どこで制限を設けるのか、考えるきっかけとしてほしい」と話していた。市民が参加するショールさんとの制作は、計3日間行われる(受け付け終了)。第27回展は10月1日から11月26日まで。

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