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荘内日報社

加藤父子の霊を供養 「清正公祭」地区内を葬送行列巡る

御逮夜祭で加藤家父子両公の尊像とともに行列が天澤寺参道を歩いた=22日

 戦国武将・加藤清正公の嫡男・忠廣公が22年間にわたって配流されていた鶴岡市丸岡地区で22、23の両日、両公を祭る「清正公祭」が行われた。地区住民らが父子の霊を供養するとともに、家内安全や商売繁盛を願った。

 同地区の天澤寺(庄司良圓住職)では大正期から毎年、清正公の命日に当たる7月24日に前後して清正公祭を行い、1996年からは地区の子どもたちを主体とした前夜祭「御逮夜(おたいや)祭」も行われている。

 22日の御逮夜祭では午後6時ごろ、天澤寺本堂から両公の尊像を運び出して「渡御巡行」へ。本来は尊像を乗せた山車が地区内を練り歩くが、この日は天候で中止。代わりに境内参道を合わせて約40人の行列が歩いた。

 行列は葬送の形をとって行われ、どらやちょうちん、錫杖(しゃくじょう)、御香が並び、きらびやかな衣装をまとった稚児行列が後に続いた。

 その後は、櫛引西小児童による太鼓演奏や、丸岡桐箱踊りなどの芸能法要。境内には多くの地区住民が参列し、子どもたちのかわいらしい姿に目を細めていた。

 23日は天澤寺で清正公本祭があり、清正公一族の供養などが行われた。

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