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宇部日報社

今に残る大内文化紹介 市が「わかる本」の完結編刊行【山口】

 山口市は7月1日、山口を拠点とした守護大名、戦国大名の大内氏の魅力をまとめた「西国一の御屋形様 大内氏がわかる本」の文化交流編を発刊する。入門、興亡編に続くシリーズ3部作の完結編で、イラストや写真、図表を多用し、現在まで残る大内文化の歴史を分かりやすく伝える。  

 より多くの人に大内氏や大内文化の周知を図ろうと2021年に発刊が始まった。市文化交流課歴史文化のまちづくり推進室が中心となって作成してきた。  

 最終巻の読みどころは、画聖・雪舟を扱った章。謎の多い雪舟と大内氏の関係をイラストや写真を交えて掘り下げている。  

 その他、大内氏と市がクリスマス市と呼ばれるきっかけとなった宣教師フランシスコ・ザビエルの関係、中国、朝鮮半島との関わりなど国際色豊かな大内文化の魅力を伝えている。  

 専門的な知見に触れたい読者の声を受け、研究者3人の特別寄稿も掲載し、大内文化をより深く知ることができる。  

 同室の柳本和芳室長(48)は「本書を通じて、現在も至る所に名残がある大内文化に親しんでもらえれば」と話している。  

 A5判、フルカラー120㌻、税込み650円。同室、市歴史民俗資料館、文栄堂の市内店などで初版900部を販売する。  

 発刊とシリーズ完結に合わせ、イラストを手掛けたtaeco(たえこ)さんの作品展を7月12~17日に天花1丁目の市菜香亭で開催する。サイン入り本を先着50冊販売する。時間は午前9時~午後5時。

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