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長野日報社

諏訪湖のヒシ除去開始 長野県諏訪建設事務所

諏訪市と下諏訪町境で始まった水草刈り取り船によるヒシの除去作業

 長野県諏訪建設事務所は28日、諏訪湖に繁茂する浮葉植物ヒシを水草刈り取り船で除去する作業を諏訪市と下諏訪町境で始めた。種の落下が始まる9月上旬までに刈り取るため、今年度は台数を1台増やして2台体制とし、開始時期も1週間ほど早めた。ぬれた状態で620トンを刈り取る計画だ。

 同事務所によると、ヒシは成長の過程で水中や底泥中のリンなどを吸収するため、十分に育った時点で刈り取ると水質浄化につながる。一方で、景観の悪化につながったり、沈水植物の生育を阻害したりする悪影響があり、枯死して沈むと底が腐泥化する。刈り取り船による作業は2013年に開始。ここ数年の平均繁茂面積は約170ヘクタールだが、昨年は過去最高の200ヘクタールだった。

 刈り取ったヒシは船に移し諏訪市の諏訪湖ヨットハーバー付近の県有地に運んだ。一定期間天日乾燥させた後、地元の業者に引き渡し全て堆肥化する。作業は下諏訪町高木沖や諏訪市の新川河口沖など繁茂が目立つ箇所で順次行う。

 刈り取り量は学識者などでつくる諏訪湖浄化に関する工法検討委員会が設定。生態系への影響を考慮して段階的に増やしていく考えだ。3月に改定した諏訪湖の総合計画「諏訪湖創生ビジョン」では、今後5年間のうちに刈り取り量を1020トンに引き上げることを目標とした。

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